数日後。 「りょ~う~ちゃ~ん」 「ひぎゃっ!」 後ろからいきなり沖田さんに肩を叩かれ、私は悲鳴を上げた。 肝試しの一件以来、私は沖田さんにこうやって驚かされる事が多くなった。 受け身を取ろうにも、彼は綺麗に気配を消して来る為、取れずにいる。