私は履物を履き、庭に出た。 「よっしゃ、組分けして、早くやろうぜ」 平助君は雪が降った事が嬉しいのか、子供のようにはしゃいでいた。 組分けの結果、私と平助君と永倉さんの組、沖田さんと原田さんの組に分かれた。 組分けが出来た所で、雪合戦が開始された。