白井くんにお礼を言って、すぐに屋上に向かう そして、屋上の扉を開ける 「あれ?」 居ないよ? もしかして、入れ違った? っと、思っていたら… 「ねぇ、雪田くん…好きにしていいんだよ?」 屋上にある貯水タンクの影から聞こえた女の子の声 その声が言った"雪田くん" ってことは、羊がそこにいるの? 「あの子…牛山さんより私の方が胸大きいんだよ?」 私は震える足でそーっと貯水タンクの影を覗いた