シイは私の身体を抱き寄せた。 「ありがとう…ごめん、俺弱気になってたよ。」 シイは私を話すとベンチから立ち上がった。 「暗くなって来たし、帰ろう。家まで送る。」 「そうだね、ありがとう。」 帰り道、シイはあまり喋らなかった。 私の家の前まで送ってくれたシイはすぐに私に背を向けた。 「じゃあ、また。」 シイは背を向けたままそう言って歩き出した。 「待って!」 シイがどこかに行ってしまう気がして、思わずシイの手を掴んだ。 「私もシイが好き…!」