ペテンな彼氏

 喧嘩は五分五分って感じ。


 全然、決着がつきそうにない。




 けれど、塁さんは口から血を流したままだし、夏杞さんは顔に余裕がない。

 都も動きが遅くなってきている。

 恭真さんは三人よりは余裕があるものの手はポケットから出ていた。




 嫌な予感が、頭の中を横切った。