私は家族だけではなく
病院関係者にも可愛がれながら、
ゆっくり成長していった

しかし
私が3歳を迎えるころ
お母様は病気で伏せりだした

家には、お手伝いさんが来た

私の世話もして貰ったが、
「楓、ご飯だよ」

「お風呂だよ」

「ねんねの時間だよ」

お兄様が私の世話をしていた

生まれてから、お兄様に溺愛され
世話はお母様よりお兄様がしてた

一応、高校生だったはずたが

「可愛いな〜」

とてつもないシスコンだった