日曜日の午後、サブローと公園を散歩。


春の風が心地よい。


太陽の日差しが、頭のてっぺんをポカポカにしてくれる。



「気持ち好いね」


お腹をべったり草原につけて、気持ちよさそうに眠るサブローの耳がピクリと動いた。






広々とした平地で、小さい子供たちがキャッキャとボールを追いかけてる。


私が小さい頃は、雑草がボウボウに生えてて大きな木もあった。


かくれんぼをするには最適だったのに、危ないからって平地にされた。




そういえば、この町けっこう変わったな。


コンビニが増えたり、大きいマンションが建ったり。


生活が便利になった分、どこかで知らない何かがいっぱい変ってるんだろうな。




人だってそう。

常に変わり続けるんだろうな‥。





なんだか寂しくなって、家に帰った。