「風花、お前帰れよ。」

「はあ? 何それ。」

「オレは今、ひとりになりてーんだ。

 だから帰れっ!」

「あーあ・・・。

 なんてことだっ。

 マジもうダメだな・・・。

 杏里ちゃんに嫌われるな・・・。

 オレはもうおしまいだぜっ!」

「水原君、別にいいじゃん。

 あの子に見られたからって~。

 私たち、気持ちいいことしてただけじゃん。

 何が悪いのぉ~。

 ねぇ、もう1回やんない?」

こいつ超頭悪くね?

 つーか エロすぎ。(笑)

 なんかイライラして頭爆発しそうだぜ!

 チキショーもう知らねー。

 どうなってもいいし。

 俺は風花を後ろから、つきまくった。(笑)

「しょうがねーじゃん、もうおしまいだぜっ。

「水原君~。風花、がまんできないよ~。もうダメみたい~。」

「チキショー、ダメみたいなのはオレだっ!」

こんな調子でまた風花とエッチしたわけだな・・・。

「水原君、マジ風花の彼氏になってよ。

 なんか水原君とは、めちゃ愛称いいって思うんだけど。

 愛称ってゆうのは体の相性だよ~。」

 風花の声は右から左に抜けまくりオレの頭んなかは杏里ちゃんの事しかない。

「ねー聞いてんの?」

「え? なんか言った?」


「んも~何それ~知らないっ!

 でもこんなにやりまくって出しまくりだから風花、出来ちゃってるかも知れないんだからね?

 そしたら水原君、ちゃんと責任とってよね?」

 風花は服の乱れを整えると、泣きそうな顔で言った。

 責任・・・。

 ヤベーーーっ!

 まったく考えてなかったぜ!

 なんだか急に冷めて来た。

 オレはやっぱ最低だな。

 うちに帰ると母ちゃんが、最近ハマってる韓流ドラマに釘つけになってるし、

「ただいまー、あっ!ちょっと京。

 こっち来なよ。あんたに注意しなくちゃ行けない事があるんだよ!」

「注意? なんだよ?」

「ここ座んな。」

 オレは、母ちゃんの前に座った。

「あんた、最近風花ちゃんと付き合ってんの?

 神社で何かまずい事してるんじゃないの?

 近所の中村さんちのおじーちゃんがお参りに行ったら、あんたと風花ちゃんが、なんか変な事してたとかって言ってたんだよ。

 風花ちゃんとあんたって何なの?

 付き合ってんの?」