オレは、杏里ちゃんの事で頭がいっぱいだけど、風花のエッチも捨てがたいわけ。

「OK~!じゃ後で。」

 風花はオレのアレをズボンの上からいじりまくって笑ってた。

 あっけにとられてたケンタが、

「なんか、お前らってば大人じゃん?

俺はまだ童貞だぞ~~っ!」

と、デカイ声で叫んだ。

「草壁君、童貞なの?」

 近ずいて来たのはクラス一、いや学校一 ブスでブタのくせに勘違いギャルの栗田桃菜だっ!

 ゲッ~っ!

 オレは出来るだけこいつと目を合わせないようにした。(笑)

「草壁君、彼女いるのぉ~?」

 ケンタはあまりの恐怖で固まってた。(笑)

 オレは、も~おかしくて死にそうだぜ!

で、ケンタに変わって、

「ケンタはフリーだぜ。

 彼女、欲しくて毎日1人エッチのさみしい毎日送ってんだよなっ!」

 ケンタがオレを睨んだ。(笑)

「そおなの~?

 あたしも今フリーだよ~。」

 そう言って薄気味悪い笑みをこぼしまくりだ。

 てゆーかフリー?

 お前に彼氏なんていたりしたわけ?

 オレはおかしくてもう狂いそうだった。(笑)

 ケンタは、

「確かにオレはフリーだけど好きな子がいるから彼女とかいらないんだっ。

 やっぱ好きな子と付き合いたいからっ!」

 ケンタのやつ、なんか立派じゃね?

 栗田桃菜は、ポカ~んってなってた。

「そんなわけだからっ!」

 ケンタはピシッとかました。

「いやあ~ん。めちゃカッコイイ~っ!

 えっ?

 あたし本当は水原くん狙いだったんだけど、水原くんて競争率めちゃ高いから、無理かな?なんて思ってたんだよね~。

 草壁君なら大丈夫だと思ってさ~。

 やっぱ草壁君にしとくわあ~。

 草壁君可愛いからあたしが草壁君の童貞をいただいちゃう事にするから~。

 楽しみにしててね~。」

「はああああ・・・?」

 世の中には地球が自分中心にくるくる回りまくりの幸せな奴がいるもんだな。(笑)

 ケンタは今にも泣きそうな顔でオレを見た。

 こいつには悪いけどもう我慢の限界だぜ。

 オレ笑いまくりだった。

 ケンタは、

「オレの童貞は杏里ちゃんに捧げるんだ!

 栗田なんか地球に二人っ切りになってもオレのチンコは立たないからなっ!

 てゆーか、栗田はいらん!」