Caramel Rocket             (キャラメル ロケット)

 風花が俺の股間をいじりはじめた。(笑)

「もー無理っ。

 もー我慢できないっつーの!

 スタミナないのによ~~っ!」

 俺は風花を境内に押し倒して、そのままやりまくった。(笑)

 風花が感じまくるもんだから、4回もやっちゃった。(笑)

 俺と風花はやっぱ切れないかもしんない・・・。

 けど好きってのとはなんか違う。

 やっぱただのセフレ?

 嫌いじゃないけど好きってのとは違うくて、けど嫌いじゃないしエッチの相性も多分めちゃ最高。

 なのになんで?

 彼女とかにしたいとかって気になれないんだろ?

 なんかよくわからん・・・。

 俺と風花は神社で別れてお互いに別々に教室に戻った。

「何をしてたんだっ?」

 担任は疑心暗鬼。(笑)

「ちょっと頭が痛くなって・・・、でもなんかスッキリしたから戻って来ましたっ!」

 て、超~嘘くさい言い訳をして席につく。

 担任は怪しげな顔をして俺を見た。

 俺の素行の悪さは散々知りつくしてっ
から今さらどうこう言わない担任は、何事もないふりをして授業を続けた。

 風花との関係って一体何だろ?

 ガラにもなくそんな事を考えたりする俺・・・。

 休み時間、

「ケンカがスッキリしたんだ。」

って笑った。

 あーあ、他の事も早くスッキリしてみたいぜ!

 1人でスッキリじゃなくて、誰かにスッキリだぞ!

 つまりその誰かってのは、紅林杏里ちゃんだっ!

 杏里ちゃんかあ・・・。

 杏里ちゃん、杏里ちゃんって、

 あっ!

 俺は杏里ちゃんにバッチリ見られちゃったんだったぜっ!

 あれから、杏里ちゃんは俺とは目も合わせてくれない・・・。

 そりゃそうだけど、なんかやっぱショックだぜ・・・。

 俺はチャラいんだよな・・・。

 好きでもない風花と性欲だけのエッチにのめり込んでるクソ野郎だっ・・・。

 けど、離れなんね~~。

 風花の体が好きなんだっ!

 ああ、そうゆー事か・・・。

 つまり俺は風花の体が好きなんだ・・・。

 やっぱ最低~~って一人でつぶやきまくりの俺はトイレに行く途中の廊下で天使に出くわした。

 向こうから一人で歩いてくるのは、杏里ちゃんだった。

 ああ、シカトされんだろうな・・・。

 なんて思って、杏里ちゃんを直視できない俺は下を向いて歩いてた。