邪魔をしては悪いと思い、俺も自分の問題集に集中した。 「……うっし」 終わったー。と、ともに目を向ける。 と。 「……寝てる」 最近は、あまり見ていないともの寝顔。 (可愛い……) テーブルに、腕の中に埋めるように寝ていて、顔はこちらに向けてる。 その寝顔は、いつもの大人びた表情より、子供っぽい。 ドキドキ。と、騒がしく動き出す俺の心臓。 (……少しだけ、少しだけ) 恐る恐る、キレイな髪に指を通す。 やはり、サラサラと俺の指から流れた髪。