土方が睨んで来た ような気がするけど、 今の俺はお構いなしだ。 「名前は?」 近藤さんは 優しい声で尋ねた。 俺はそれに素直に答える。 「…赤蝶憐夜です。」 鬼とは真逆だ。 誰かが鬼にならなければ この話も面白くならないだろう。 「あの…あなたは?」 疑問に思ったから 聞いてみた。 「あぁ。私は近藤勇と言います。 よろしくお願いしますね。」