首を吊った彼は、干からびたヘチマでした

その他

空波 刻羅/著
首を吊った彼は、干からびたヘチマでした
作品番号
713435
最終更新
2012/02/26
総文字数
3,754
ページ数
14ページ
ステータス
完結
PV数
8,072
いいね数
0


「分かっていないんだっ、認められないんだっ。

努力も、頑張りだって、

誰かに見てもらわなければ、俺がやっていることなど何一つ意味がない!」


叫んだのは、
思い通りにいかない現実への不満。


「俺の人生なんて、
生きていること自体が
間違いだったんだよ!」


そうして彼は、
今までの努力を
無意味とし。

今までの人生を
無価値と称した。

この作品のレビュー

この作品には、まだ投稿されていません。

この作品の感想ノート

蜜柑畑さん

こんにちは。
どんな返事を書いていいか、迷うところなので、簡単に返すことをお許し下さい。

いかなる選択、決断をしても、迷うのは当然『これで良いのか』との表れが、今作の彼なのではないかと思っています。

私のやっていることは間違いではない、このまま続けていく。という再確認でもあります。

悪くないのならば、やはり続けた意味はありますね。(´ー`)

2014/03/22 12:06

今年から友達に子供に関してですが、こんな風に訴えられる側だったのでよく分かりました。

まだ土地に慣れていないし、友達が出来てからの方がいい、時期的にもやめた方がいい。あたしがそうだったから。と、こっちは子供が出来たこと見越して言ったのに

子供が欲しいのに賛同してくれないあたしにそう言われてムカッときたのか、あたしは子供がいた方が頑張れるし……etc。と長々、みかんとは違うのよ!仕事もあたしの方が上だし的なこと遠回しに電話越しに言うので、そりゃあたくましい。頑張って。と思っていたら

妊娠してからずっと連絡してきて、こんなときどうしてた?とゆうノロケともとれる検索すれば分かるような内容ばかり聞いてきて、周りの人にはあなた以外聞けないし、えー!そんなの耐えられない!等と長々、愚痴を溢すのです。そして、先輩!と上手い具合に言うので……もう。幼なじみのようなもんですが、つい先日から放置しています。でも、罪悪感に近いようなものが出て、いや、あたしは悪くないと言い聞かせているところなので……。

空波様……。もしこのようなことがあり、それで吐き出したのでしたら、空波様は悪くない!とあたしは言います。

2014/03/20 23:37

Youさん

お越しいただき、ありがとうございます。

結果が出せなかった人の『努力した』は確かに聞きようによっては言い訳ですよね。ただ、どこか自身を打ちのめす悲痛こもった自虐にも私は捉えますねぇ。


こんなにもやったのにダメだったとき、それが本気であればあるほど言い訳ではなく、絶望で何も言えなくなると思いますので。


妬んで自暴自棄になるのもまた然り。


耐えられないのはもとより、一生報われないからこそ“彼”は早々にいなくなったのかもしれません。


努力自体を諦めたか、努力に嘆くことの方が当たり前と見限ったか。どちらにせよ、いづれまた“彼”みたいな方は現れるでしょうね。

その後はその方に任せますよ。


書き込み、ありがとうございました。

2012/03/28 05:35

この作品のひとこと感想

すべての感想数:7

この作品をシェア

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

pagetop