不思議な人でちょっぴり大人げないってゆうか・・・、すきだらけ。(笑)

「先生、こっち来てよ。」

 俺は先生のベッドに寝転んだ。

「えっ?

 何?」

「何って?

 あの・・・

 もしかして・・・

 意味わかってないとか?」

先生は冷蔵庫からミネラルウォーターを取り出すとグイグイ飲み干した。

 そして俺の方を見て、

「矢吹君、私・・・

 知らないんだもん・・・

 言ったでしょ?

 男の人と経験とか何もないって。

 キスだって矢吹君とが初めてだって・・・。

 なんかどうしたらいいのかわからないし恥ずかしいわ・・・。

 こんな気持ちの悪い女止めといた方がいいわよ。」

「先生、あのさ、ここまで来て止めとけってのはさ、あんまりじゃん?

 頼むからさ信じてよっ!」

 俺は先生に抱きついた。

 先生の右手に持ってたミネラルウォーターが床にこぼれ落ちる。

 そのまま床に押し倒してキスをした。

「矢吹君・・・。」

 目を閉じる先生の服を脱がして・・・

 そのまま・・・って思ったら、いきなり俺の携帯が鳴った。

 その相手は、この間俺にコクって来てた 中学の後輩の香南だった。

「矢吹先輩、ファミレスいたでしょ?

見たよ。

 あれ、かなり年上だよね?

先輩の彼女?」

 あーなんかうぜー。(笑)

「悪いけど今最高にいいとこなんでまたな。」

「えー、ちょっとー?

 先輩?」

 なんかシラケた・・・。

「矢吹君、何か飲む?」

 先生は下着姿のまま立ち上がった。

 冷蔵庫を除きこむ先生の後ろから俺は抱きついてそのままベッドに押し倒した・・・。

「矢吹君、電気消して。」

 先生はそう言って抱きついてきた。

 この日、俺と先生は結ばれた。

 先生の初めてが俺ってわけ。

 先生は疲れてそのまま寝ちゃって、俺はしばらく先生の横顔を見てた。