Sentimental jam (センチメンタル ジャム)

 散らばったカバンの中身をレイラが集める。

 その姿を見てたら、なんだかたまんなくなった。

「先生っ!

 俺はレイラを後ろから抱き締めた。

「先輩ーっ!

 誰かに見られるよ~~っ!

 いいのっ?」

「黙れよっ!

 消えろっ!

 どっか行けよっ!」

「先輩・・・。」

 俺はマジでブチキレた。

 香南は、

「先輩のバカっ!

 知らないからっ!」

 そう言うと、パンツが丸見えの短いスカートを揺らしながら走り去った。

「矢吹君・・・。

 矢吹君・・・」

 俺はレイラに抱きついたまま離れたくないと思った。

 誰に見られたってかまわねーって思った。

 そして、この人がやっぱ大好きなんだって思った。

・・・・・つづく・・・・・