Sentimental jam (センチメンタル ジャム)

 香南のやつ 未来によけいな事言ってんじゃねーだろうな。

 俺はちょっと不安になった。

 やっぱまずいぜ。

 レイラの事知られたらかなりまずいぜ・・・。

 いくら未来でも担任のレイラと俺が出来てるなんて知ったらマズクね?

 はあ・・・、だからって香南の言いなりになれっかっ!

 てか、今何時なんだあ?

 えっと・・・、まだ6時なったばっかかよ~~。

 レイラとの約束が8時だからまだまだ暇じゃんよ~~っ!

 どっしょっかな・・・。

 BOOK・OFFで時間潰そっ。

 俺はBOOK・OFFに入った。

 読みかけの漫画の続きを読んで、時間潰そっ。

「トウルルー、トウルル!」

 携帯の着歴にバンバン入った番号は香南からだっ!

 シカトシカト。

「トウルルー、トウルルー、トウルルー!」

 シカトだっ!

「先輩ーっ!」

 俺の頬に指を入れたそいつは香南じゃんかっ!

「ギョエーーっ!」

 読みかけの漫画を床に落とした俺は香南の笑顔に悪寒がした。

「みーつけっ!(笑)

 先輩、逃げる事ないじゃん?

 あたし達付き合ってるんでしょっ?(笑)」

「ああ、それもう無しだから無かった事にすっからよろしく!」

 俺はBOOK・OFFを出た。

「ちょっと~~、また逃げるの~~っ!

 別にいいけど先輩?
 
 あの秘密知られてもいいの~~っ?」

 ニヤリと笑う香南は悪魔に見えた。

「秘密を知られちゃったらまずいんじゃないのかな~~っ!」

 いちいちニヤリと笑う香南。」

「クソーっ!

 テメーなんなんだっつーの?

 どーしたいわけ?」

 俺は香南のギリギリまで近くに顔を寄せた。

「キャー先輩っ!

 カッコイイ~~っ!

 香南、先輩の彼女になりたいだけだよ~~っ!」

「てか、それは無理だって言ってんだろ?

 無理っ!

 絶対無理っ!」

「先輩っ!

 あ・・・、」

 香南がいきなり俺にキスした。

 これって・・・?

 ハプニングだろ?

 てか、なんかめちゃ柔か・・・。

 ああ、俺ってばヤバイし・・・。。

「矢吹君っ・・・?」

 その声って・・・、まさか・・・、

 まさか・・・。

 俺は声のする方を見た。

 それは、まさかのまさかだった。

 レイラ・・・?

 レイラがいた。

「先生?」

 俺は香南と離れた。