もう既に顔の火照りは絶頂期を迎えていて、微熱だった体温は上がっているのを確信した。 「ぁ……ぅぁ……」 倒れて気を失う寸前…… ……の所で三神くんは私から離れた。 恐る恐る見上げると、まだ終わりを告げていない事を報せるかのように口元に描かれる弧。 「――万全じゃないのに来たくなるほど俺に会いたかった?」 「へ!?え、や、その……っ!」 脈絡のない会話に対抗する術を持ってなんていなく、慌てる事しか出来なかったが、 「うそ」 短く吐き捨てられ、いよいよどうしていいか分からなくなった。