砂時計



私はばかばかしくて

思わず笑ってしまった。



「なんだ、神崎。

お前は馬鹿にしているようだが、

神崎は進路決まっているんだろうな?」



ぎくっ!


先生に痛いところをつかれた。


「えっ・・・わ、私は・・・」


ちょっと待て私!

夢なんてあったっけ!?