そのことに気づいた私は、 どっと、恥ずかしさがこみ上げてきた。 「どうした、神崎!? あぁ、なんだ立ち上がっている ということは、 教科書を読んでくれるんだな。」 先生に変な勘違いをされた。 周りが笑っているおかげで なんとか、その場をしのいだ。 はぁ~。 私は、どこまでも続く空を 眺めてた。