砂時計






―――――坂浦




そこにはまぎれもなく



弘樹の名前が刺繍(ししゅう)


されていた。




そっか・・・



弘樹はまだこのユニホーム着てないんだ。




それに気づいた私は


何も言えなくなっていた。




ただ、ユニホームを抱きしめた。