砂時計




屋上で喋ることになった。


いつもより

入道雲が綺麗に見える。



日差しが照り返し


麻矢ちゃんがよく見えない。



「絵里香ちゃんさぁ

あたしのこと応援するって言ってくれたよね!?

あの言葉、

ほんとに信じていいんだよね!?」


悲しそうに

私を見つめて

そう言った。



「どうしたの・・!?

応援するって言ったよ。」


私は、様子を

みながら言った。