「あの…えっと…
私、こんなだよ?
アンタより年上だし、可愛くないし、
スタイルも良くないし、
ただの…
そのへんにいる女だよ
こ、コスプレだって続けるし」
「そんなの、カンケーねぇだろ?
マナカはマナカなんだし
そのまんまのマナカをオレがいい、って言ってんだから!
わかったかっ?!」
「わ、わかった…」
「で、返事は?」
「へ、返事?
あ、は、はい、お願いします」
あ、あれ?なんだか、立川潤のペースじゃない?
「それから、
オレんちのことだな…
そだな、
杉山出版って知ってるだろ?」
「うん、あの大手出版社でしょ?」
「それ、オレんち…
じいちゃんの代からやってる、今はオヤジと兄貴が継いでる
オレは、オヤジの後妻の子だから
会社は継がないって、決めたんだ
跡取り二人もいたら、トラブルになるからな
オヤジは兄貴と二人でやってほしいみたいだけど…
オレは、声優の仕事の方があってると思うしな
そんなとこだな
マナカの質問、以上だな?」
「は、はい…」
んもうっ
いつの間にか、主導権、立川潤に
なっちゃったよ
「なぁ?マナカ、なんか腹へらね?
今から作るのも、めんどうだし
どっか、食いにいこうぜっ」
私の手を取り、ソファーから立ち上がらせた
「う、うん…
あ、でも、二人で行動なんかしたら、
ファンに見つかっちゃうよ
大丈夫なの?」
「へっきへっき、なんとかなるさ
それより、早くいくぞっ!」
そう言って、私の手を引き玄関に向かう立川潤
そんな後姿を見て、ちょぴり頼もしいと感じた
私、こんなだよ?
アンタより年上だし、可愛くないし、
スタイルも良くないし、
ただの…
そのへんにいる女だよ
こ、コスプレだって続けるし」
「そんなの、カンケーねぇだろ?
マナカはマナカなんだし
そのまんまのマナカをオレがいい、って言ってんだから!
わかったかっ?!」
「わ、わかった…」
「で、返事は?」
「へ、返事?
あ、は、はい、お願いします」
あ、あれ?なんだか、立川潤のペースじゃない?
「それから、
オレんちのことだな…
そだな、
杉山出版って知ってるだろ?」
「うん、あの大手出版社でしょ?」
「それ、オレんち…
じいちゃんの代からやってる、今はオヤジと兄貴が継いでる
オレは、オヤジの後妻の子だから
会社は継がないって、決めたんだ
跡取り二人もいたら、トラブルになるからな
オヤジは兄貴と二人でやってほしいみたいだけど…
オレは、声優の仕事の方があってると思うしな
そんなとこだな
マナカの質問、以上だな?」
「は、はい…」
んもうっ
いつの間にか、主導権、立川潤に
なっちゃったよ
「なぁ?マナカ、なんか腹へらね?
今から作るのも、めんどうだし
どっか、食いにいこうぜっ」
私の手を取り、ソファーから立ち上がらせた
「う、うん…
あ、でも、二人で行動なんかしたら、
ファンに見つかっちゃうよ
大丈夫なの?」
「へっきへっき、なんとかなるさ
それより、早くいくぞっ!」
そう言って、私の手を引き玄関に向かう立川潤
そんな後姿を見て、ちょぴり頼もしいと感じた

