アニサーコンチェルト♪〜30オンナがアニメ好きで何がわるい?! (完)


「わかった

順番に答えるよ


まず、あの日のことだろ?」


深呼吸をして、立川潤が答える


「結論言うと、

”シた”


オレもマナカも酔ってたのはある…


でも、マナカも覚えてないだけで、
ちゃんと、合意の上だったんだぜ

それに…」


ちょっと、立川潤の表情が照れくさそうになった


「マナカとオレの相性、めっちゃ良かったんだぜっ

正直、あんなに合う相手はいねぇ、って思った

ホントにマナカ、覚えてねぇの?」


「う…うん…」


頷きながら、視線を上目づかいに返事すると、

うな垂れる立川潤



「マぁジかよ…、めっちゃショックかも…

1回じゃないぜ、3回シたんだぜ…」


「うそっ!? マジっ?」


「マジ」


生きてて、こんな記憶が飛ぶなんて前代未聞だわ…