「うん…
一つ目は…
どうして、私の携帯の番号とか知ってたの?
番号、交換なんてしてないよね?
どうして?」
立川潤が、ソファーから立ち上がり
寝室へ入って行ったと思えば
何かを手にして戻ってきた
持っていたそれを
テーブルの上に置いた
「あぁーーーっ!!!
私の会員証っ!!!!」
そう、まさしく
瀬奈さんのファンクラブの会員証
無くしたコトさえ気づかないなんて…
「なんで、アンタが持ってたの?」
会員証を手にして、立川潤に問いかける
「駅で…マナカと初めて会った駅で
マナカ、財布落としただろ?」
「駅? あ、イベントの日ね、うん、転んで落としたわね
で、アンタ拾ってくれたもんね
ま、まさか、抜き取ったの?」
「んなワケねぇだろっ?!
マナカに財布渡したあと、改札通ったら
改札の向こう側に飛ばされて落ちてたんだよ
オレが改札通って拾わなかったら、きっとゴミ箱行きだったぞ
感謝しろよなっ!」
「あ、ありがと…
ってか! もしかして、そっから
私の情報検索したのっ?!
うわっ、犯罪よ、それっ!」
「し、仕方ねぇだろっ!
先輩の瀬奈さんのFCの会員証だし、
無下にできねぇだろっ?!
瀬奈さんとは事務所一緒だし
調べてもらったんだよっ
ただ、渡すのが遅くなったけどな…
オレの優しさに感謝してほしいくらいだぜっ」
「感謝って…
まぁ、いいわ…ありがと…
それからっ」
「あ?! まだあんのかよっ!」
「あるわよぉー、だって
アンタって、謎が多いんだもん」
そう、肝心なこと
聞かなきゃ…
一つ目は…
どうして、私の携帯の番号とか知ってたの?
番号、交換なんてしてないよね?
どうして?」
立川潤が、ソファーから立ち上がり
寝室へ入って行ったと思えば
何かを手にして戻ってきた
持っていたそれを
テーブルの上に置いた
「あぁーーーっ!!!
私の会員証っ!!!!」
そう、まさしく
瀬奈さんのファンクラブの会員証
無くしたコトさえ気づかないなんて…
「なんで、アンタが持ってたの?」
会員証を手にして、立川潤に問いかける
「駅で…マナカと初めて会った駅で
マナカ、財布落としただろ?」
「駅? あ、イベントの日ね、うん、転んで落としたわね
で、アンタ拾ってくれたもんね
ま、まさか、抜き取ったの?」
「んなワケねぇだろっ?!
マナカに財布渡したあと、改札通ったら
改札の向こう側に飛ばされて落ちてたんだよ
オレが改札通って拾わなかったら、きっとゴミ箱行きだったぞ
感謝しろよなっ!」
「あ、ありがと…
ってか! もしかして、そっから
私の情報検索したのっ?!
うわっ、犯罪よ、それっ!」
「し、仕方ねぇだろっ!
先輩の瀬奈さんのFCの会員証だし、
無下にできねぇだろっ?!
瀬奈さんとは事務所一緒だし
調べてもらったんだよっ
ただ、渡すのが遅くなったけどな…
オレの優しさに感謝してほしいくらいだぜっ」
「感謝って…
まぁ、いいわ…ありがと…
それからっ」
「あ?! まだあんのかよっ!」
「あるわよぉー、だって
アンタって、謎が多いんだもん」
そう、肝心なこと
聞かなきゃ…

