腰をかばうように ゆっくりと歩いていると… 一旦はアパートの前まで行ってしまった 立川潤が、 私のところへ戻ってきた 「マナカ?」 「ん?」 私の前にしゃがんで背中を向ける立川潤 「おぶってやるよ、歩くのツラいんだろ?」 「い、いーよ、歩けるし… それに、私、重いからさ…」 「いいからっ! 早くしろっ!」 立川潤の声が、いつもと違って怖かった 「わ、わかった…お、お願い…しま…す」 立川潤の背中に身を任せた 広くてあったかくて… なんとも言えない気持ちになった