アニサーコンチェルト♪〜30オンナがアニメ好きで何がわるい?! (完)

「シャワーありがと

私、これから仕事だから、失礼するね

と、泊めてもらってありがとう」


私の意志じゃないんだけどね…

仕方ない、お礼は言わないと…


ソファーに座ってた立川潤に
軽く頭を下げた


で…

どうする…かな…

聞いてみよ…か…


すると

新聞を折りたたんだ立川潤が
ソファーから立ち上がり
私に近づいてきた


「なーんだ、マナカ、もう帰んの?

も一回、シよーと思ってたのにな~」

私のま横に立ち、私の顔を覗く


「はぁっ?!」


やっぱり…シたんだ…


コイツと…


なんてコト…


「って!!

も一回なんてっ! シないわよっ!

もう、アンタとなんて、シないったらシないっ!

もう、二度と会わないからっ!!

じゃっ!」


立川潤から素早く離れ
リビングから玄関まで早足で歩き
立川潤のマンションを後にした



はぁ…


今日一日、仕事ちゃんとできるかな…