アニサーコンチェルト♪〜30オンナがアニメ好きで何がわるい?! (完)

私も
カーテンを少し開け窓の外を見た


「うわっ!ま、まじっ?!」


「マジ…」


立川潤と顔を見合わせた


カメラを持った人、マイクを持った人
ざっと、50人、いやいや
それ以上の取材陣がいた


やっぱり…

この人は、世間を騒がすくらいな有名人なんだ、
と改めて思った


窓際から離れて、リビングのソファーに座る


「もしかして、アンタ、今日一日
この部屋に籠りきりになっちゃうの?」



「いや…、オレにも考えあるんだ」


何かを決心したような表情で
まだ映っていたテレビを睨んでた



「それよりマナカ…仕事だろ?」


「うん…」


そう…
この騒ぎの中でも、一応私は社会人だから
仕事を休んでなんていられない…


「宮野に車で送らせるから、勝手に出てくなよ」


「え?いいよぉ、私、いつものように行くよ」


「だーめっ、お前マスコミの怖さ知らねぇだろ?
素人のお前が出てったら、餌食にされっぞっ」


え、餌食って…

まぁ、仕方ない…ここは立川潤の言うことを聞いておこう