「あーら、二郎ちゃんじゃないっ!
あらっ、女の子と一緒なんて、アンタやるわねぇ~」
カウンター席のむこうから
身体のおっきな人が話しかけてきた
「マサコ! 二郎って言うなよな、
こいつには黙ってようと思ってたのにっ
黒服野郎もマサコも、勝手に言いやがってっ」
「あら、ゴメンなさぁ~い
彼女、名前なんてゆーのぉ?」
目の前の、おっきな体のマサコさんの存在に
圧倒されてしまった
「あ、あ、あの
本多茉乃香といいます」
「マナカちゃんってゆーのねぇ
カワイイ名前ねぇー
私は、この店のオーナー兼ママのマサコよ
よろしくね
二郎ちゃん、世話かかるデショー?
でも、いいコなのよ、呆れないでやってねぇ」
「よ、よけいなコトいうなよなっ!」
「あ、そ、そうですね」
「はぁっ?! なんだよ、そうですねって」
怒る立川潤を横目に
マサコさんに、頭を下げた
「マサコさん、こちらこそ、よろしくお願いします」
「げ、なにがよろしくだよ、勝手に仲良くなんなよー」
「ふふふ、仲いーわねぇー あんたたち
あ、ごはん食べに来たんでしょ、
コレでも飲んで、ちょっと待ってて」
マサコさんが、カウンターの向こうから
素早く用意してくれたのは
淡いピンクの飲み物だった
「かわいーっ!」
グラスの淵には、イチゴが挟まれてた
「ノンアルコールのカクテルよ、
マナカちゃんにピッタリだと思ってね」
「ありがとうございます いただきますー」
その時だった
かなり酔ったと思われるフロアにいたお客さんが
こちらに近づいて来て
カウンターの私と立川潤の後ろに立った
え…?
あらっ、女の子と一緒なんて、アンタやるわねぇ~」
カウンター席のむこうから
身体のおっきな人が話しかけてきた
「マサコ! 二郎って言うなよな、
こいつには黙ってようと思ってたのにっ
黒服野郎もマサコも、勝手に言いやがってっ」
「あら、ゴメンなさぁ~い
彼女、名前なんてゆーのぉ?」
目の前の、おっきな体のマサコさんの存在に
圧倒されてしまった
「あ、あ、あの
本多茉乃香といいます」
「マナカちゃんってゆーのねぇ
カワイイ名前ねぇー
私は、この店のオーナー兼ママのマサコよ
よろしくね
二郎ちゃん、世話かかるデショー?
でも、いいコなのよ、呆れないでやってねぇ」
「よ、よけいなコトいうなよなっ!」
「あ、そ、そうですね」
「はぁっ?! なんだよ、そうですねって」
怒る立川潤を横目に
マサコさんに、頭を下げた
「マサコさん、こちらこそ、よろしくお願いします」
「げ、なにがよろしくだよ、勝手に仲良くなんなよー」
「ふふふ、仲いーわねぇー あんたたち
あ、ごはん食べに来たんでしょ、
コレでも飲んで、ちょっと待ってて」
マサコさんが、カウンターの向こうから
素早く用意してくれたのは
淡いピンクの飲み物だった
「かわいーっ!」
グラスの淵には、イチゴが挟まれてた
「ノンアルコールのカクテルよ、
マナカちゃんにピッタリだと思ってね」
「ありがとうございます いただきますー」
その時だった
かなり酔ったと思われるフロアにいたお客さんが
こちらに近づいて来て
カウンターの私と立川潤の後ろに立った
え…?

