恋愛野獣会

☆☆☆

体の芯が熱くて、ボーッとする。



重たい瞼を開けると、蛍光灯の光が差し込んできた。



ここ……どこだっけ?



私は体を起こそうとして、その重さに再びソファへと引き戻されてしまった。



ん……ソファ?



ってことは、リビングか……。



場所は理解したけれど、どうしてここで眠っているのかがわからない。



「あっつぅ」



そう呟き、額に手を当てるとぬるくなった冷えピタが張ってあった。