恋愛野獣会

「その方がいいと思う。でも、1人にして平気かどうか……」



「だからって、お前まで休むワケにはいかないんだから、とりあえず飯食って来い。


その間に冷えピタくらい張っといてやるから」



「頼む……」



光輝に言われ、ホッとする自分がいる。



1人でだって明日香の面倒を見るくらいできるのに、なぜだか光輝の言葉がほしくなる。



男が男に頼って依存するなんて、おかしなことなんだろうか――。