恋愛野獣会

「好きなの選べ」



食堂といえど、レストランと同じようなもの。



みんな好きな席に座って、メニューと料理が届くのを待っているのだ。



私たちは丸いテーブルに座り、メニューを広げた。



「お腹すいたぁ」



「だろうな」



お腹をさすりながら言うと、白夜先輩はクスッと笑ってそう言った。



ドキン。



その笑顔にときめいてしまう。