皇子と私


「失礼いたします。」


するとドアの奥から声が聞こえた

「入りなさい。」


2人で入ると、王妃様は笑顔になった。


「そこにお座りなさい。」


王妃様は近くにあったソファーを差した。



座るとすぐに話を始めた。

最初は、『城内での暮らしはなれましたか??』とか『佐喜との仲はどうですか??』とか『体調はいいですか??』とかだった。