「違うわ…赤木さんのせいじゃない………それより…その男が私を殴って、旧妃邸に火を着けた人?」 赤木さんは怯えた声で言った。 「はい…………そうです…」 私は男を見た。 「……なんだよ…………俺は人に頼まれたんだよ…………だから悪くねぇよ!!」 「貴様!!!!!!!」 佐喜は男を殴ろうとした。 ―バキ―