「そうなんですか………喜んでいただけて嬉しいです。」

佐喜は横目で亜美を見て思った

こいつは何も知らなくていい。
この家の秘密も………



この家の中の誰かがこいつの命を狙っていることも…………


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悲しげに見えた王妃様の顔……


私達の結婚以外にも何かあったということはなんとなくわかった。