次の日、ミッキ-は帰って行った。


ミッキ-が言った言葉や


話してくれたこと思い出したけど。


そんなにショックは無かった。


今、モ-リがあたしに向かっていることと


ミッキ-があたしを好きだからと言ってくれていたから


いまさら、前にこんなことがあったって聞いても


心は揺れなかった。


その後すぐパパも中国に戻り、近いうちに日本に拠点を移すと


言い残して。




心配症のモ-リは、隙間があればメ-ルを送ってきた。


「大丈夫だからちゃんと仕事してください。」


というような返信を何度送ったかわからない。



抜糸も済み


髪を揃えて傷が目立たなくなった頃。


いつのまにか夏休みに入ってしまった。