夕月はまっ赤になったままうつ向いた。
「あの・・・、
あの・・・、
青・・・。」
必死で声にならない声を出そうとしてる。
夕月があたしの手をギュッて握ると、
「僕、女の子と何も経験がないんだ。
だから慣れてなくってゴメンね。
こんな時、どうしたらいいのかもわかんなくて・・・。
ダメだよね。
だらしなくって・・・。
なんか、嬉しいんだけど、どうしたらいいのかわからないんだあ・・・。」
「夕月ぃ。
あんたはあんたのまんまでいいんだよー。
無理しないで・・・。」
あたしは握った手を、握り返した。
「女の子とキスとかもした事がないんだ。
カッコ悪いよね・・・。」
ちょっぴり以外な気がした。
「夕月って、パッと見、めちゃモテそうやし・・・。
夕月、彼女とかって今までいなかったの?
なんか今さら聞くのもおかしいけどさ。」
夕月は照れ臭さそうにあたしを見ると、
「いないよ。
今まで女の子と付き合った事なんてないよ・・・。
好きでもない子と簡単に付き合ったりするのが嫌だったからさ。
カッコ悪いよね・・・。」
黒目がちな長い睫毛。
シャープな顔立ちなのに少年っぽい可愛さのあるあどけない表情をした夕月が、とっても可愛く見えた。
「あたしみたいなのが彼女でいいのかなあ?
あたしなんか夕月に似合わない。
釣り合わない気がするよ。
夕月はあたしにはもったいない・・・。」
「そんな事言わないで。
僕は青が好きなんだ。
だからもうそんな事言うなよ。
約束して?」
あたしは、うんってうなずいた。
夕月の家は海のすぐ側にあるマンションの7階にあった。
あたしんちから割かし近い。
エレベーターに乗ると、角にある部屋が夕月の家だ。
鍵を開けると、いきなり妹が現れた。
「お兄ちゃん~~。
蘭、今日まだ熱っぽくってさ。
先に帰ってきちゃったんだ。
てゆーか、お兄ちゃん。
先に帰ったよね?
蘭、お兄ちゃん探したけどい
なくなってたじゃん?
酷くない?
まだ熱っぽいのに学校行ったのにぃ~~っ!」
妹は夕月の肩にしがみつく。
あたしの存在なんてまるで眼中にない。
「あの・・・、
あの・・・、
青・・・。」
必死で声にならない声を出そうとしてる。
夕月があたしの手をギュッて握ると、
「僕、女の子と何も経験がないんだ。
だから慣れてなくってゴメンね。
こんな時、どうしたらいいのかもわかんなくて・・・。
ダメだよね。
だらしなくって・・・。
なんか、嬉しいんだけど、どうしたらいいのかわからないんだあ・・・。」
「夕月ぃ。
あんたはあんたのまんまでいいんだよー。
無理しないで・・・。」
あたしは握った手を、握り返した。
「女の子とキスとかもした事がないんだ。
カッコ悪いよね・・・。」
ちょっぴり以外な気がした。
「夕月って、パッと見、めちゃモテそうやし・・・。
夕月、彼女とかって今までいなかったの?
なんか今さら聞くのもおかしいけどさ。」
夕月は照れ臭さそうにあたしを見ると、
「いないよ。
今まで女の子と付き合った事なんてないよ・・・。
好きでもない子と簡単に付き合ったりするのが嫌だったからさ。
カッコ悪いよね・・・。」
黒目がちな長い睫毛。
シャープな顔立ちなのに少年っぽい可愛さのあるあどけない表情をした夕月が、とっても可愛く見えた。
「あたしみたいなのが彼女でいいのかなあ?
あたしなんか夕月に似合わない。
釣り合わない気がするよ。
夕月はあたしにはもったいない・・・。」
「そんな事言わないで。
僕は青が好きなんだ。
だからもうそんな事言うなよ。
約束して?」
あたしは、うんってうなずいた。
夕月の家は海のすぐ側にあるマンションの7階にあった。
あたしんちから割かし近い。
エレベーターに乗ると、角にある部屋が夕月の家だ。
鍵を開けると、いきなり妹が現れた。
「お兄ちゃん~~。
蘭、今日まだ熱っぽくってさ。
先に帰ってきちゃったんだ。
てゆーか、お兄ちゃん。
先に帰ったよね?
蘭、お兄ちゃん探したけどい
なくなってたじゃん?
酷くない?
まだ熱っぽいのに学校行ったのにぃ~~っ!」
妹は夕月の肩にしがみつく。
あたしの存在なんてまるで眼中にない。

