Teennage Blue 上巻 (ティーンエイジ ブルー)

 友夜とリサ・・・。

 2人は似てたんだ。

 2人とも親のエゴに振り回されて育った。

 そして多分・・・。

 傷つきやすくて・・・。

 だからこそ強がる・・・。

 友夜とリサがそうなるのに時間はかからなかった。

 2人はお互いの寂しさを埋めるように激しく抱き合った。

 そこには愛とかなんて感情はない・・・。

 ただ、寂しさを埋めるだけの関係・・・。

 本当はリサはまだ純を忘れてない。

 純を引きづってた。

 忘れたいのに忘れられない・・・。

 誰かにすがりたかった。

 誰でもよかった。

 リサと友夜は何もかもが偶然にしてはあまりに似すぎてた・・・。

 それは偶然と言うにはあまりに悲しすぎた。

 お互いを求めあう事でしか辛い現実から逃げる事は出来ない・・・。

 仕方ないよ。

 人間なんて弱くて脆いから・・・。

 あたしは何もしらずに月明かりを見つめてた。