Teennage Blue 上巻 (ティーンエイジ ブルー)

「ああ、それ?

 違ってたし、その話だったら俺じゃねーよ。

 前の彼氏のだぜ。」

 純はポケットからタバコを取り出すと慣れた手つきで吸いだした。

「リサ、ガキおろしたんだ。

 俺らはもうとっくに終わってる。

 でもリサがなんかほっとけなくて一緒にいたってわけ。

 カレカノとかじゃなくてダチみたいな感じやな。

 リサにはちゃんと言ったし、俺らはもう 付き合ってるってのとは違うってさ。

 ただ、やっぱ一度は付き合ってた女じゃん?

 心配は心配じゃん?」

 あたしはうなずいた。

「純、そう言えばダブルデート中やったんやろ?

 途中抜けてよかったん?

 あんなんウソやわ~っ!

 ダチんちでゲームしてただけです~。」

 あたしはなんだかほっとして眠くなった。

「純、ちょっと眠いよ。

 そっち行っていい?」

 純のベッドに寝転んだ。

 そしてあたしはそのまま寝ちゃった。

 朝になると隣に純がいた。

 あたしはなんかとても嬉しかった。

 このままずっと一緒にいられたらいいって思ったんだ・・・。

 でも、それは叶わなかった。

 そしてこの時そんな事、ちっとも思いもせず隣にいる純の寝顔をいつまでも見てた。

 あたしの大切な居場所は純だって思っていたから・・・。