Teennage Blue 上巻 (ティーンエイジ ブルー)

 そしてもうあたしの手におえる相手じゃないんだよね・・・。

「青、あんた、本当はまだ純の事が好きなんじゃないの?」

 真里菜のこの言葉に返事ができない。

 だって、自分の気持ちがわかんなくなってたから。

「真里菜、あたしバチが当たったんやね。

 あたしは嘘つきでいい加減なんだよね。

 友夜は悪くないんだ。

 あたしが悪いんだよ。
 
 あたしは最低だもん。」

「青、今から純を呼ぼっか?」

「いいよ、呼ばないで。

 純はリサの彼氏だもん。

 あたしの事は関係ないよ。」

「青、素直になんなよー!

 あんたは純が好きなんやろ?

 今から電話するからね?」

 真里菜が純の携帯に電話した。

 でもつながんなかった。

 何回コールしても純は電話に出ない。

「もー!何してんだよっ?」

 真里菜はイライラしてた。

「いいよ、もういいから。

 きっと純に連絡するなって事だよ。

 あたしはバニラシェイクをすすった、。

「リサと一緒かもしれないし、邪魔したら悪いじゃん?」

と、その時真里菜の携帯が鳴って純からだった。

「どーしたあ?」

 純の声が漏れてる。

「今どこにいる?」

「今、ダチのアパートでダブルデート中ー!

 てゆーか、何かあったん?」

 あたしは、真里菜に向かって電話を切るように手振りで伝える。

「純、あのね。

 青が大変なんだよ。
 
 今から会えないかなあ?」

「青? 青がどー大変なん?

 青、そこにいるん?」

 純の声が聞こえてた。

 あたしはその声が懐かしくて泣けてきた。

 純・・・

 純・・・

 純に会いたいよぉ・・・

「真里菜!

 今、どこだよっ?

 今から行くから教えろ!」

「マックにいるん。

 もうあんたしか頼れないから、青の事守ってやってよ!」

「わかった。

 青に伝えて。

 今から飛んでくっから待ってろってな!」

 あたしはなんだかほっとしちゃって力がどっと抜け落ちた。

 針積めた糸が切れちゃったんだ。

 そしてつい腕捲りしたら手首の傷を真里菜に見られた。

 真里菜はあたしを見て、

「もう友夜とは絶対に会っちゃダメだからねっ。」

 て何度も言った。