あたしは友夜の目を見てるのが辛くなった。
友夜はいつもなんだか他人を寄せ付けない雰囲気を持ってた。
冷たい目をした友夜は、明らかにあたしの周りにはいないタイプの男の子だった・・・。
クールで話しかけず、冷たい感じがしてたけど、たまに見せる笑顔に見とれた。
友夜は、みんなが憧れる独特な何かを持っている。
女の子たちは、みんなそんな友夜にひかれてたんだ。
でもあたしにはこのクールさも寂しそうに見える表情もすべてが、ただ、いとおしくてならなくなってた・・・。
好きって言うよりも、友夜を支えてあげたいって思ったんだ。
友夜は怖いくらいにまっすぐで正直で純粋なんだよね・・・。
そんな友夜が悲しくてたまんないよ。
あたしは友夜の顔を見つめた。
友夜は綺麗・・・。
こんな綺麗な男の子はいない・・・。
友夜はあたしの事を何度も抱いた。
そして、必ずこうつぶやく。
「俺の事、もっともっと愛してよ・・・。
お願いだから、どこへも行かないで・・・。」
この時、友夜の目から涙がこぼれる。
「母さん・・・、どうして置いてったんだ・・・。
母さんどうして・・・。」
「あたしはどこにも行かない。
約束する。」
友夜は笑った。
「ありがとう。
俺、青の事、絶対に幸せにするからね。
いつか大人になったら2人で暮らそう。」
こんな他愛もない会話なんて、付き合ってたらあたり前にする事もある。
それにこの時、あたしはまだ中2で正直、大人になったらどんなふうになりたいとか、どんなふうに生きてきたいなんてリアルに思い描いたりなんてまったくなかったんだ。
友夜の真剣な目を見てたら、わかんないなんて言えなかった。
嘘つくとかって気持ちじゃなくて・・・。
うん、って言うしかなかった。
友夜はきっと寂しかったんだ。
今までどうしょうもない環境の中にいて それを受け入れるしかなかったんだ。
だって、あたしたちはまだ中2で子供だったから・・・。
あたしは涙が出た。
「青、なんで泣くの?」
「わからない・・・。」
あたしの頬を涙が伝うと友夜は、あたしの涙を唇で吸いとった。
誰にも、絶対に渡さない・・・。
友夜があたしを強く抱き締める。
友夜はいつもなんだか他人を寄せ付けない雰囲気を持ってた。
冷たい目をした友夜は、明らかにあたしの周りにはいないタイプの男の子だった・・・。
クールで話しかけず、冷たい感じがしてたけど、たまに見せる笑顔に見とれた。
友夜は、みんなが憧れる独特な何かを持っている。
女の子たちは、みんなそんな友夜にひかれてたんだ。
でもあたしにはこのクールさも寂しそうに見える表情もすべてが、ただ、いとおしくてならなくなってた・・・。
好きって言うよりも、友夜を支えてあげたいって思ったんだ。
友夜は怖いくらいにまっすぐで正直で純粋なんだよね・・・。
そんな友夜が悲しくてたまんないよ。
あたしは友夜の顔を見つめた。
友夜は綺麗・・・。
こんな綺麗な男の子はいない・・・。
友夜はあたしの事を何度も抱いた。
そして、必ずこうつぶやく。
「俺の事、もっともっと愛してよ・・・。
お願いだから、どこへも行かないで・・・。」
この時、友夜の目から涙がこぼれる。
「母さん・・・、どうして置いてったんだ・・・。
母さんどうして・・・。」
「あたしはどこにも行かない。
約束する。」
友夜は笑った。
「ありがとう。
俺、青の事、絶対に幸せにするからね。
いつか大人になったら2人で暮らそう。」
こんな他愛もない会話なんて、付き合ってたらあたり前にする事もある。
それにこの時、あたしはまだ中2で正直、大人になったらどんなふうになりたいとか、どんなふうに生きてきたいなんてリアルに思い描いたりなんてまったくなかったんだ。
友夜の真剣な目を見てたら、わかんないなんて言えなかった。
嘘つくとかって気持ちじゃなくて・・・。
うん、って言うしかなかった。
友夜はきっと寂しかったんだ。
今までどうしょうもない環境の中にいて それを受け入れるしかなかったんだ。
だって、あたしたちはまだ中2で子供だったから・・・。
あたしは涙が出た。
「青、なんで泣くの?」
「わからない・・・。」
あたしの頬を涙が伝うと友夜は、あたしの涙を唇で吸いとった。
誰にも、絶対に渡さない・・・。
友夜があたしを強く抱き締める。