Teennage Blue 上巻 (ティーンエイジ ブルー)

「青~!」

母親が呼ぶ声がした。

「純君が来てるけど上がってもらうからね。」

あたしは真里菜との電話を慌てて切ると、純があたしの部屋のドアを開けた。

部屋に入るなり、

「青っ!

 お前どこ行ってたん?

 お前の母ちゃんが真里菜んち行ってるって言ってたけど違うやろ?

 友夜んとこにいたんやろ?」

あたしは純の顔がまともに見れなかった。

下みを向いたまま、うなずいた。

「お前、友夜が好きなん?

 本気で好きなん?

 俺より好きなん?

 もう友夜とそうゆう事になっちゃったわけ?」

ガンガン聞いてくる純に、何て答えたらいいのか解んない。

「おい!

青、顔上げろよ。

俺の目見て話そうぜ!」

「嫌だよ・・・。

目、見れないもん。」

あたしはうつむいたままだった。

「何で俺の目が見れないわけ?

なんかマズい事でもあるん?

 おかしーじゃん?

なあ、顔上げろよっ!」

「大きな声出さんといて!」

 あたしは純の目を見た・・・。

生意気でいつもハラハラさせられっぱなしだった純。

ずっと一緒だった純。

もう一緒にはいられない・・・。

あたしは唇を噛み締めた。

泣いたらダメやもん。

絶対に泣かない・・・。

「青、俺達なんでこんなんなっちゃったわけ?

俺はお前が大好きでお前しかいなかった。

浮気とかしまくりで、お前にあきれられまくってんのは解ってたけどさあ 、俺はお前が大好きだった。

今も大好きやけど、お前の気持ちがもう俺にないんなら俺はお前の事、諦めるぜ。

 お前が笑ってるの見たいじゃん?

 俺といたら心配ばっかさせてお前を笑わすどころじゃねーし、

お前、友夜が好きなんなら友夜んとこ行けよ!

もうお前を追っかけたりしないからさ。

お前が友夜といて幸せなんならそれでいいよ。

俺の事は気にすんな!

俺はモテるから 安心しろ。」

純があたしの頭を撫でる。

あたしはいつからこんなに泣き虫になっちゃったんだろ?

 ポタポタ・・・。

涙が止まんない。