Teennage Blue 上巻 (ティーンエイジ ブルー)

 あたしは戸惑ったんだ。

「 友夜の事はめちゃ好きなのは本当だけど一生なんて。

そんなの今決める事じゃないって気がするから嘘つくのやだもん!

あたしは、あのね友夜、あたし友夜の事好きだよ。

今、一番好きだと思う。

でも一生とか結婚とかって、そんなの解んないよ。

この先、お互いに別の人好きになるかも解んないじゃん?

だからあたしは、結婚とかってまだ考えられないよ。」

って言った。

その時、いきなり、

「今、何って言ったの?

 青。」

そう言うと、あたしの首を絞めて来た。

「苦しいよ。息が出来ないよ。友夜、友夜・・・。」

だんだん意識が遠くなる。

あたしは友夜に殺されるのかな・・・。

遠のく意識の中で純の声が聞こえた。

“お前は俺の大事な女やからな。”

純が笑ってた・・・。