Teennage Blue 上巻 (ティーンエイジ ブルー)

 友夜が私の目をじっと見た。

「いいよ、解った。

 けど、俺も頼みがあるんだ。

 俺の事なんて好きじゃなくていいから、好きになんなくていいから、それでも一緒にいてくれないかな?

 俺さ、ちょっと急ぎ過ぎたんかな?」

「なんで、あたしといたいの?」

 胸が苦しくなった。

「それって、君が純と一緒にいたいって気持ちと同じなんだよ・・・。

 きっと。」
 
 友夜はそう言った。

 次の日、学校に行くとクラス中が慌ただしい雰囲気だった。

 聞き覚えのある声の方を見ると、うちのクラスのコギャルのリサと純がイチャついていた。

 リサはこの間、あたしに純と付き合うから邪魔するなって言って来た女だ。

 バカっぽくて軽そうな女!

 そんなリサと純が楽しそうにしてる。

 「純ってばメチャ激しいしー、なんかはずいしー。」

 リサは純にしがみついてた。

 なんでこんな女に落ちるん?

 メッチャイライラするし。

 もう、あたしには2度と話かけないって、純は言ったんだったよね。

 それにしても、こんなバカ女と付き合うなんてガックリした。

一時間目が終わり、休み時間になった。

 リサが私に声をかけて来た。

「私と純、付き合う事になったから、あんたはもう関係ないから。

 うちらの邪魔とかせんといてよねー。

 うちら超ラブラブなんやからっ。」

 それだけ言うと去ってった。

 今度はリサとつるんでる亜美が現れ、あたしに言った。

「純は、あんたよりリサを選んだんやから、あんたはもう過去の女やからね。

 純とリサはもう、やったんみたいよ。

 キスマークとかつけてたし!

 あんたは、あんたの彼氏と仲良くやってればいいじゃん!」

 純は堂々とリサとイチャついてて誰も入れない雰囲気になってた。

 もちろん、あたしと廊下とか、放課後の帰り道とかですれ違っても、純は知らん顔で通り過ぎて行く。

 あたしは、なんでこんな目に会わなくちゃいけないんだろ?

 別に無視する必要があるわけ?

 純に対して超ムカついた。