Teennage Blue 上巻 (ティーンエイジ ブルー)

 俺には彼女が一応いるけど、こいつには実はあんまり興味がない。

 女なんてどれも変わんね~~。

 束縛するし、めんどくさい。

「トウルル~~、トウルル~~。」

 ほらねっ、携帯が鳴った。

「はい、もしもし?」

「ああ、聖~~っ?

 今どこ?」

「道歩いてるんだけど・・・。」

「道?

 まだ来ないから心配しちゃったんだあ。

 席ついて待ってるから早く来てね?

 顔みたいよ~~、キャー。

 じゃあね~~っ!」

 切れたし・・・。

 俺、一言も発してないんだけど?

 みたいな。(笑)

 なんだこいつ。

 女は自己中。

 またブスじゃねーから許すけど、てかブスはバットだ。(笑)

 ババアもバットだけどね。

 俺んちは母子家庭・・・。

 つまり親父はいない。

 親父は違う女とデキ婚したんだってさ。

 始めはうちのオカンと付き合ってたんに親父が違う女はらましてデキ婚。

 でも、その後しばらくしてオカンも妊娠してたってわけだ。

 なんかシャレになんないな。(笑)

 親父に知らせたらしいけどスルーされて オカンは1人で俺を産んでくれたってわけ。

 俺は今、オカンとばーちゃんと暮らしてる。

 じーちゃんは去年事故で死んじゃっている。

 また、俺にはタメの兄弟がいる。

 そいつの名前も顔もしらないけど、ばーちゃんとオカンがこの間深刻な顔して話てるのをうっかり聞いたんだよね。

 そいつ、つまり俺の兄弟って奴が、死んだとかって・・・。

 よく聞こえなかったんだけど確かに死んだって聞こえた。

 俺にはどーでもいいから、あっそ?

 死んだのか?

 ってしか思わないけどさ。

 だって一度も会った事もない奴の話だから・・・。

 てゆーか、親父の顔もしらねーし。(笑)

 オカンは必死で働いて俺を高校と大学まで行かせるって言っててさ。

 こんな俺でも一応、成績はいい方なんで・・・。

 ばーちゃんとオカンの為にもがんばんないとね。(笑)

 欲しいもんは自力で稼ぐ。

 実は夜、週一でバイトもしてる。

 ここはボーイズバーで、先輩の知り合いの知り合いがやってる店。

 バレたらパクられっけど週一だし、なんか俺、中ボーだけど人気あるんで。(笑)