Teennage Blue 上巻 (ティーンエイジ ブルー)

 「あの・・・、その制服うちの中学のですよね?

 何年ですか?」

 その子は、

「2年。

あんたは?」

って、夕月を見た。

「僕は1年です。

 てゆーか最近転校して来たばっかなんです。

 2年か・・・。

 1個上ですね。」

「転校して来たんや?

  あたし夏川 青って言うん。

 あんたは?」

「僕は秋本夕月って言います。」

 初めてちゃんと目を見た。

 夕月は多分・・・、気がついてた。

 青がこの先、自分にとってかけがえのない存在になるって事がね・・・。

 何でかは解らないけど、そんな気がしたみたい・・・。

 青はカバンからクレープを出していきなりパクパク食べ始めた。

「あんたも半分食べる?」

 青は夕月に聞いた。

「えっ?

 いいんですかあ?」

 夕月は、なんだかわかんないけど嬉しかった。

 半分もらったクレープはイチゴが入ってた。

 青はクリームまみれの唇を何度もペロペロ舌なめずりしてた。

 その動作が可愛くて夕月はずっと青を見つめてた。
 
 「僕、良く海を見にくるんですよ・・・。」

 そう言って、青の方を見たら青は寝転んでた。

「えっ・・・?」

「ねぇ、あんたも寝て見たら?

 空がバーンって広がって見えるやろ。

 なんかちっさい悩みがバカバカしくなっちゃうよね?

 そう思わん?」

 夕月は、もう完璧に青に夢中になりそうだった。

 寝転んで空を見る。

 藍色の空に星が見栄始めてた。

「綺麗ですよね。

 なんだか人間ってちっさいですよね。」

 って隣の青を見たら、青がこっち見てて 青の目に写る星がキラキラしてた・・・。

 ねぇ、青・・・。

 気がついてた?

 この日から僕は青の事、好きになっちゃったんだよね・・・。

 そんな事、青に言ったら多分、笑うだろうけど・・・。

 1個年上の青が可愛くって、たまんなかったんだ。