Teennage Blue 上巻 (ティーンエイジ ブルー)

 純はヤンチャすぎるからブレーキが効かない。

 暴走し過ぎてオーバーヒートしちゃうんじゃないかって、ハラハラするよ。

 部屋に行ったらさ、エッチなDVDがたくさんあってさ、

「いつからこんなん持ってったん?」

って聞いたら、

「うるせー。」

ってテレてた。

「姉ちゃんに言いつけるからっ!」

て、言ったら、まっ青になったんだよね。

 純は姉ちゃんには弱いんだ。

 ギャルでヤンキーな姉ちゃんは地元でも、ちょっと有名だった。

 ケンカがめちゃめちゃ強かったんだ。
 
 弟は、まだ小さくて純はとっても可愛がってた。

 あたしは何があってもずっと純と一緒にいたかったんだ。

 てゆーか一緒にいるって思ってた。

 でもね、純んちの父さんが浮気して女の家に入り浸りになっちゃってから、変わったんだよね。
 
 弟はおばあちゃんちに預けられて、お姉ちゃんは高校辞めて彼氏と同棲しちゃって しばらくの間、あたしんちに住む事になってさ、兄弟が増えたみたいなノリで、彼氏って感じじゃなかった。

 一緒に住んだのは、1か月位だったけど何もなくてさ、友達からしたら、あり得ないって感じみたいだね。

 あたしは幼すぎたんだよね。

 多分、純の母さんも男作ったんだけど、父さんが女と別れたら母さんも、その男と別れたらしくて 、2人でやり直す事になって、純は帰って行ったんだ。
 
 その頃からなんかどんどん純が遠くに行っちゃって、私だけ取り残された気分だった。

 学校以外の友達が出来たりしてたし、サボりまくりで、メールしても電話しても全然通じないし、不安で眠れなかったりしたもん。
 
 そんなある日、いきなり、人妻とエッチしたって言われて、その相手は子持ちの人妻で、10個も年上で超軽い女で評判だった。

 あたしはショックで目の前が真っ暗になったんだ。

 もう死んじゃいたいって本気で思った・・・。