あたしと純が始めて出会ったのは、あたし達が小学5年の冬。
あたしのお父さんと、純のお父さんが前の会社の同僚とかで、あたしの家に、純とお父さんが遊びに来たんだ。
その時が初対面だった。
なんだか悪ガキオーラ全開の純はあたしを見るなり、
「お前、女っぽくねーなあ。
なんか猿みたいだぜ。」
と言って、笑った。
あたしは、コノヤロウーと思ったけど、我慢したんだ。
あたしのお父さんと、こいつのお父さんは話が盛り上がちゃって、あたしとこいつと2人っきり。
何もする事がないから、あたしはフラッと家を出て、家の裏にある公園でブランコに乗ってた。
「なんかつまんないなあ。」
って、空を見上げながらつぶやいた。
そしたら、あたしの隣のブランコにあいつが乗って来て、
「お前さあー、もしかしたらメチャクチャ可愛いかもしんねーな。」
って笑った。
なんだかよく解らないんけど、こいつってば、あたしのタイプじゃない。
ガキのくせして、イケメンだったもん。
「ねー、たまに遊ぼうよ。」
って、あたしが言うと、
「たまにじゃなくて、しょっちゅう遊びたいから遊ぼうだろっ?」
って、言った。
純の家は、うちからはちょっぴり遠くにあって、小学校は違うけど中学は同じになるから中学になるのを楽しみにしていた。
あっという間に中学になり、クラスは違ったけど同じ学校なのが嬉しかった。
なんだか純は、同級生の女の子達からモテるみたいで、ちょっと心配だったけど、中学になった時、
「お前が1番大好きやから。
ずっと変わらないからな。お前は俺の彼女や!」
と言った。
春の暖かい日差しの中で彼はちょっぴり照れくさそうにそう言った。
あたしは、
「解ったよ。
あたしもあんたの事が大好きやもん。」
って言ったんだ。
花粉症の私はくしゃみと鼻水でまっ赤になりながら笑った。
ふざけてばっかで落ち着きなくて、チャラチャラしててヤンキーで、でも面白くって、いつもバカな事ばっかしてる。
こいつの事がだんだんなくてはならない大事な存在になってた。
この先、切ない思い出になってしまうなんて思ってもみなかった。永遠にバカな事言いながら一緒にいれるって信じてたから・・・。
あたしのお父さんと、純のお父さんが前の会社の同僚とかで、あたしの家に、純とお父さんが遊びに来たんだ。
その時が初対面だった。
なんだか悪ガキオーラ全開の純はあたしを見るなり、
「お前、女っぽくねーなあ。
なんか猿みたいだぜ。」
と言って、笑った。
あたしは、コノヤロウーと思ったけど、我慢したんだ。
あたしのお父さんと、こいつのお父さんは話が盛り上がちゃって、あたしとこいつと2人っきり。
何もする事がないから、あたしはフラッと家を出て、家の裏にある公園でブランコに乗ってた。
「なんかつまんないなあ。」
って、空を見上げながらつぶやいた。
そしたら、あたしの隣のブランコにあいつが乗って来て、
「お前さあー、もしかしたらメチャクチャ可愛いかもしんねーな。」
って笑った。
なんだかよく解らないんけど、こいつってば、あたしのタイプじゃない。
ガキのくせして、イケメンだったもん。
「ねー、たまに遊ぼうよ。」
って、あたしが言うと、
「たまにじゃなくて、しょっちゅう遊びたいから遊ぼうだろっ?」
って、言った。
純の家は、うちからはちょっぴり遠くにあって、小学校は違うけど中学は同じになるから中学になるのを楽しみにしていた。
あっという間に中学になり、クラスは違ったけど同じ学校なのが嬉しかった。
なんだか純は、同級生の女の子達からモテるみたいで、ちょっと心配だったけど、中学になった時、
「お前が1番大好きやから。
ずっと変わらないからな。お前は俺の彼女や!」
と言った。
春の暖かい日差しの中で彼はちょっぴり照れくさそうにそう言った。
あたしは、
「解ったよ。
あたしもあんたの事が大好きやもん。」
って言ったんだ。
花粉症の私はくしゃみと鼻水でまっ赤になりながら笑った。
ふざけてばっかで落ち着きなくて、チャラチャラしててヤンキーで、でも面白くって、いつもバカな事ばっかしてる。
こいつの事がだんだんなくてはならない大事な存在になってた。
この先、切ない思い出になってしまうなんて思ってもみなかった。永遠にバカな事言いながら一緒にいれるって信じてたから・・・。