Teennage Blue 上巻 (ティーンエイジ ブルー)

 うちのオカンは何も教えてくんないしさー、なんか興味あるし、俺に似てる奴がいたなんてさー、でもそいつはもう死んじゃってるんだろ?

 なんか残念~~。

 見てみたかった気がするし~~。(笑)」

「笑い事じゃないよっ!

 あんた、誰か知らないけど友夜とマジで兄弟なわけ?」

 あたしは動揺してるのを必死で隠す。

「友夜?

 へぇ~~、そいつってば友夜って言うんだ?

 ふーーん、友夜ね~~。

 てか、なんでその友夜は死んじゃったの・」

「それは・・・。」

 あたしはうつ向いたままになってた。

「あっ?

 何かわけあり?

 そっちとなんかあったんだろ?」

「どーでもいいじゃんっ!」

 あたしは何が何だかわかんなくなってた。

「ちょっと、どっかで話さない?

 こんな道のまん中で話すのって変じゃね?」

「別に変じゃないよっ!

 あんたと話すの嫌だから帰るっ!」

 あたしはまた駅に向かって走り出した。

 そりゃ、友夜の兄弟とか言われたら超気になるけど、なんか嫌だよ。

 こいつ性格悪すぎって感じだもん。

 それにちゃかしてるよ絶対っ!

 いちいち笑ってるしっ!

 友夜をバカにしてる!

「ごめん~~。

 頼むから話しょ~~っ!」

「なんかしつこいしっ!」

 だんだん恥ずかしくなった。

 だって大きな声で追っかけてくるんだもん。

 知らない人が皆見てるのにっ!

 わたしは仕方なく、

「わかったからっ・・・。

 ちょっとだけ話するって。」

「折れた?

 で、どこで話すんの?」

「えっと・・・。

 駅裏にマックあっから行こっ!」

 聖がいきなり手を引っ張った。

 なんか、友夜といるみたいじゃん・・・。

 どうしよう、なんかめちゃ懐かしい。

 こいつは友夜なんかじゃないじゃん?
 
 でもそっくりだよね・・・。

 マックに入り、あたしは大好きなバニラシェイクだけ頼んだ。

 遠慮すんなよ。

 何か食えば?

 俺が誘ったんだから俺のおごりだからさっ!」

「別にいいです。

 あなたに、おごってもらう筋合いありませんからっ!」

「ツンケンすんなよー。

 今日は後から臨時収入あるから遠慮しなくていいのっ!」

「あなたに臨時収入あろうがなかろうがあたしには関係ないからっ!」

 あたしはバニラシェイクをすすった。