Teennage Blue 上巻 (ティーンエイジ ブルー)

 クレープじゃんっ!

 あたしはクレープ屋さに駆け込むと、

「イチゴクレープくださいっ!」

って大きな声で叫んじゃった。(笑)

 大好物のイチゴクレープ。(笑)

 あたしはクレープとコーラを頼んでそれを持ってベンチに座った。

 イチゴクレープを一口食べる。

 めちゃうまいよ~~っ!

 クリームの量が半端ないし~~っ!

 1人ではしゃいでるあたしに隣にいたカップルがガン見してる。

 そんなの気にもなんないよっ!

 お天気もいいし、なんか気持ちいい~~。

 てゆーか、だんだん眠くなってきたし・・・。

 あたしはウトウトしてた。

「あっ?」

 あたしの前を通りすぎる人影にウトウトしてたのがいきなり正気になった。

「えっ?

 なんで・・・?」

 あたしの声に振り返るその人影は間違いない。

 この間の彼だ。

 彼はあたしにまったく気がつかない様子で観覧車に向かって歩いてった。

 あの男の子・・・

 1人なんだ・・・

 この間も1人でいたよね・・・

 1人で観覧車なんて乗るんだ。

 あたしも1人で観覧車乗ったけど・・・。

 それにしても、どこから見ても友夜にそっくりだよね・・・。

 友夜よりも無愛想だけど・・・。

 関係ないよ、友夜に似てるだけで友夜じゃないんだもん。

 関係ない・・・。

 あたしはクレープを食べるとコーラを飲み干してベンチを立った。

 この辺りを少し歩いてからまた観覧車に乗ろっかな。

 せっかく来たんだから、もう1回乗ってから帰ろっと・・・。

 メリーゴーランドも楽しそう。

 あたしはメリーゴーランドの前でしばらくメリーゴーランドに乗る子供達の楽しそうな様子を見てた。

 メリーゴーランドってなんかお伽の国みたいだなあ。

 夜に乗ったら、めちゃ幻想的だよね。

 ロマンチックだしな。

 やっぱ彼氏と来たいよね・・・。

 なんて・・・。

「あのー?」

「えっ?」

「あのー?」

 あたしはその声の方を向いた。

 その声は、あの男の子だった。

 友夜にそっくりな彼。

「あの・・・、この間、俺に声かけて来た人だよね?」

「あ、はいっ。」

 どうしょう、見つかっちゃったよ。

 てゆーか、あたしの事覚えてたわけ?