「ごめんね?
どっか、ファミレスとか入りたかったけど、突然、雨なったし・・・。
ここ出たらどっかまた入る?」
夕月は優しい・・・。
「気にしなくてもいいよ。
色々ありがとっ。
あたし、逃げてばっかやよね。
嫌になるよ。
自分がカッコ悪くて腹立つよ・・・。
あのね・・・。
だから、もうちょっとしたら帰ろ・・・。
明日、学校行くから、迎えに来てくれる?
なに言われたって、平気な位に強くなってやるから・・・。
あたしは元々そんな弱くないもん。
あたしは自分に強くなりたいよ・・・。」
夕月は、
「青は強いよ。
僕なんかよりずっと強い・・・。
でもね。
ツラい時とか、どうしても泣きたい時は無理しなくていいんだよ。
僕なんか、ちっとも頼りになんないかもしれないけど・・・。
僕にもっと頼って・・・。」
「もう充分頼りっぱなしじゃん?」
あたしは夕月の頭を撫でた。
マックを出ると雨は上がってた。
あたし達は駅に向かって歩く。
さっきの観覧車が見える。
「あの観覧車また乗りたいね。」
夕月が観覧車を指差す。
「うん・・・。」
学校帰りの生徒とか仕事帰りの人達でいっぱいの電車に乗って、あたし達はまた自分達の町へと戻ってく。
午前中に見た県境を跨ぐ大きな河に夕陽が落ちそうになって見えた。
いつも海に沈む夕陽に見慣れてたあたしにはとても新鮮だった。
「綺麗・・・。」
思わず口から出た言葉に夕月が、
「青も綺麗・・・。」
って、照れながら言った。
「バーカ・・・。」
あたしは笑った。
見慣れた景色が車窓に見えて来る。
もう平気・・・。
あたしは大丈夫・・・。
駅に着くと、夕月と2人並んで歩いてた。
「青~~っ!
青~~っ!」
美雨だ。
「どうしたん?
なんで駅にいるん?」
美雨は不思議そうにあたしと夕月を見る。
「てゆーか、美雨こそなんで駅にいるの?」
美雨はちょっと暗い顔をした。
「うん・・・。
なんてゆうかさあ・・・。
夕月が、
「あっ、僕ここで帰るね。
青、明日朝迎えに来るからねっ!
じゃあバイバイ。」
「え~~。
あたしに遠慮しなくていいよ~~。
青、あたし消えるからあ・・・。」
どっか、ファミレスとか入りたかったけど、突然、雨なったし・・・。
ここ出たらどっかまた入る?」
夕月は優しい・・・。
「気にしなくてもいいよ。
色々ありがとっ。
あたし、逃げてばっかやよね。
嫌になるよ。
自分がカッコ悪くて腹立つよ・・・。
あのね・・・。
だから、もうちょっとしたら帰ろ・・・。
明日、学校行くから、迎えに来てくれる?
なに言われたって、平気な位に強くなってやるから・・・。
あたしは元々そんな弱くないもん。
あたしは自分に強くなりたいよ・・・。」
夕月は、
「青は強いよ。
僕なんかよりずっと強い・・・。
でもね。
ツラい時とか、どうしても泣きたい時は無理しなくていいんだよ。
僕なんか、ちっとも頼りになんないかもしれないけど・・・。
僕にもっと頼って・・・。」
「もう充分頼りっぱなしじゃん?」
あたしは夕月の頭を撫でた。
マックを出ると雨は上がってた。
あたし達は駅に向かって歩く。
さっきの観覧車が見える。
「あの観覧車また乗りたいね。」
夕月が観覧車を指差す。
「うん・・・。」
学校帰りの生徒とか仕事帰りの人達でいっぱいの電車に乗って、あたし達はまた自分達の町へと戻ってく。
午前中に見た県境を跨ぐ大きな河に夕陽が落ちそうになって見えた。
いつも海に沈む夕陽に見慣れてたあたしにはとても新鮮だった。
「綺麗・・・。」
思わず口から出た言葉に夕月が、
「青も綺麗・・・。」
って、照れながら言った。
「バーカ・・・。」
あたしは笑った。
見慣れた景色が車窓に見えて来る。
もう平気・・・。
あたしは大丈夫・・・。
駅に着くと、夕月と2人並んで歩いてた。
「青~~っ!
青~~っ!」
美雨だ。
「どうしたん?
なんで駅にいるん?」
美雨は不思議そうにあたしと夕月を見る。
「てゆーか、美雨こそなんで駅にいるの?」
美雨はちょっと暗い顔をした。
「うん・・・。
なんてゆうかさあ・・・。
夕月が、
「あっ、僕ここで帰るね。
青、明日朝迎えに来るからねっ!
じゃあバイバイ。」
「え~~。
あたしに遠慮しなくていいよ~~。
青、あたし消えるからあ・・・。」